桐たんすの製造 – 桐たんすリフォーム
 

桐たんすの製造

| Posted in Uncategorized

仮合わせした引き出し板を組み立てていきます。引き出し板に木釘を打つ時に下穴を空けるのですが、この時ドリルには特殊な刃を装着して作業がしやすいようにします。あわせて、引き出しの底板部分にも木釘を打ち込んでおきます。

組み立てた引き出しは、引き具合を一つ一つ確認。引き出しはたんすのメインの部分といえますが、そう簡単に絶妙な調整が出来るものではありません。そのため、職人が長年の経験と勘をフル活用して微妙な調整を施していきます。引き出しの調整まで終われば、木地の完成です。

完成した木地にはバレンをかけます。バレンをかけることにより、木目を立たせることが出来るだけでなく、桐の表面を締めるという効果もあります。しかし、桐たんすの製造で一番と言ってもいいほど根気が必要とされる作業です。

その後、トノコを使った塗装作業へ。水に一晩ほど水に寝かせたトノコを、撹拌機を使って混ぜます。トノコにはシミやかび、変色に弱いという欠点があるため、業者によっては塗装作業とあわせて汚れにくい加工をすることもあります。

あとは錠前や前飾りを付け、点検をして一棹の桐たんすが出来上がります。たくさんの手間と時間、職人の技を費やした証が桐たんすなのです。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です