桐たんすのリフォーム工程その2 – 桐たんすリフォーム
 

桐たんすのリフォーム工程その2

桐たんすの本体の側板と棚板が外れていることもあります。この場合はいったん、大きく開いてしまいましょう。そこへボンドを注入し、横から木釘を打ち込んで締めましをしておきます。

ここまで終わったら、本体にカンナをかけて削っていきます。横の方と前面にかんなをかけていくのですが、桐たんすは二重・三重になっているため、木の収縮率が異なっていることが多々あります。意外なほど前後が違うこともあり、微妙な調整をしていくのに非常に手間がかかります。リフォーム後の使いごこちにも関わってきますので、慎重に調整を重ねます。

続いて台輪も補修していきます。台輪とは、たんすの一番下にある台の部分をいいます。もし、補修だけでは手に負えない状態であれば、作り直したほうがよいでしょう。さらに、下地を整えたら面材の貼り替えに進みます。長く使われている桐たんすの面材は、角が潰れていることが多いため、取替が基本です。

引き出しの傷の補修も忘れずに行います。引き出しについている傷にはさまざまなタイプのものがありますが、角が潰れているケースでは潰れた部分を取り除いたうえで新しい桐材を付け足します。また、局部的な打ち傷であれば、ダイヤ型に桐を埋め込むという方法も活用することが出来ます。