桐たんすのリフォームその3 – 桐たんすリフォーム
 

桐たんすのリフォームその3

引き出しの角や上下の隙間を補正する時、引き手の部分が取り付ける金具に合わない場合があります。この場合、全部埋め直す方が手っ取り早いです。

続いて引き出しの左右の隙間を調整していきます。引き出しの側板を少しだけ削る手法がよく使われているそうです。もちろん、引き出しにもカンナをかけていきます。カンナを掛ける前に上下を確認し、引き出しがスムーズに、かといってゆるくならないようにピッタリと収まるように、時間をかけて丁寧に削り合わせます。上下の調整が終わったら、前面のカンナかけにとりかかります。上下のときと同じように、前面のカンナがけも非常に神経を使う作業です。経験豊富な職人にしかできない匠の技です。なお、引き出しのカンナがけの時に地板が出てきたら、単板を張り付けて補修しておけば問題ありません。

戸板の傷や隙間の補修も重要です。戸板には割れや小さな傷がたくさんついていることが多く、補修が大変です。特に、角がつぶれているものを目にすることが多いです。そして、戸板にもカンナをかけていきます。普通に使っている時はあまり気が付きませんが、実は戸板が微妙にねじれているということがあります。そのため、少しずつ削って桐たんす本体に合わせていきます。