桐たんすリフォーム
 

桐たんすのリフォーム工程その1

桐たんすをリフォームする際、まずはたんすの金具を取り外します。そして、金具の表面に塗布されているトノコや汚れをお湯とブラシで取り除いていきます。これだけでもきれいになりますが、ピカピカといえるほどまでにはなりません。

続いてたんすの内側にペーパーをかけていきます。引き出しの内部はもちろん、本体の内部にも丁寧にペーパーをかけていくことで、たんすの黒ずんだ部分も美しくなります。

その後、表面にカンナをかけていきます。この段階ではそこまで時間をかけて削ることはしません。面や側板、前板をおおざっぱに削っておく程度です。また、押しピンや釘が折れて隠れていないかに注意しながらカンナをかけていくことが大切です。押しピンや釘に気づかずにカンナをかけていて、歯が折れてしまったという話も聞きます。

次は本体の補修に取り掛かります。桐たんすは虫がつきにくいことで知られていますが、昔は「めし糊」といって、ご飯を練ったものを接着剤として使っていました。そのため、古い桐たんすの場合は接着部分が虫に食われて外れていることがあるので忘れずに確認しましょう。中途半端に外れているようであれば、こじ開けるようにしてボンドを注入し、閉めておけば問題ありません。